代表の佐野です。最近、3Dプリンターが面白くて、ほぼ常時何かを出力しています。
3DプリンターでDIYをしていく
3Dプリンターの良いところは、3Dデータが用意できれば自分が欲しいものを具現化できることです。
3Dプリンターを使う際、3Dモデリングが必須であると思われがちですが、楽しむ上ではすぐに必要なわけではありません。公開されている3Dデータを利用して、必要なものを作ることも可能です。
一例としては、有孔ボードをデスクに立てるためのマウントが欲しかったため、公開されている3Dデータをもとに作成してみました。
データはこちら -> Pegboard table or desk mount by italianb33f - Thingiverse license by [CC BY 4.0 Deed]
実験的に、屋内の部屋間にあるちょっとした段差用のスロープを試作しています(こちらの3Dモデリングは弊社設計者にお願いして隙間時間に作ってもらいました)
屋内スロープは、ホームセンターでも長いものが売られていますが、小さく作って横に並べられるようにすると、それぞれの環境に合わせて使いやすくなるかもしれません。そう考えて試作してみました。
こういった生活をちょっと良くするためのモノづくり、試作するのも楽しいですね。
3Dプリンターで使う道具も作る
3Dプリンター自体を便利にする道具も作るのも楽しいものです。
材料となるフィラメントの状態管理をする時には、湿度調整は最低限した方が良いと言われています。乾燥機機能がある製品もありますが、密閉ボックスを使って自作することもできます。
そういう事情があり、最近こちらの複数フィラメントが入る密閉型のボックスを作りました。
実際に運用し始めるととても便利で、別の色で出したい時にもすぐに切り替えられます。密閉性は十分あって湿度調整もできるので、理想的なケースができました。
作り方の詳細は私の個人ブログの記事に載せておりますので、興味がある方はぜひご覧ください。(なおこちらで利用した3Dプリンター製のパーツは、公開されている3Dデータを利用しています。)
弊社では3Dプリンターを活用した試作のお手伝いもしております。また今回のフィラメントボックスの制作もしております。お気軽にご連絡ください。