PyCon mini Shizuoka 2024 continue 参加レポート!未知との出会いからトークスピーカー体験、コミュニティの魅力まで

先日開催されたPyCon mini Shizuoka 2024 continueに参加してきました。本記事では、イベントの様子やトークスピーカーとしての登壇についてレポートします。技術コミュニティの魅力を再認識した貴重な体験をぜひご覧ください。

2025年03月24日

PyCon mini Shizuoka 2024 continue 参加レポート!未知との出会いからトークスピーカー体験、コミュニティの魅力まで

代表の佐野です。プログラミング言語のカンファレンスイベント「PyCon mini Shizuoka 2024 continue」へ参加してきましたので、その様子をレポートします。

弊社は、Pythonを社内製のCAD向けツールや業務効率化チャットボットの開発に活用しており、私自身もPythonは非常に頼りにしている言語の一つです。参考にできる事例やサービス、開発方法などを学ぶためにテック系の勉強会には積極的に参加するようにしています。

PyCon mini Shizuoka 2024 continue とは

PyCon mini Shizuoka 2024 continueは静岡Pythonコミュニティが主催しているカンファレンスイベントです。改めてイベントの概要をご紹介します。

  • 目的:静岡県内および近隣地域のPythonエンジニア間の交流
  • 経緯:オンライン開催を経て、今回は待望のリアル開催!
  • 今回のイベント参加ページ:満員の参加者でした

実は、今回私はコアスタッフとしても参加させていただきました。運営側としての詳細なレポートは、また個人のブログに乗せます。ここでは、参加者目線でのレポートをお届けします。

キーノート「未知との出会い」

イベントの始まりは、清水川貴之氏(株式会社ビープラウド、一般社団法人PyCon JP Association会計理事)によるキーノートでした。清水川さんは、数々の書籍も執筆されている著名な方です。

キーノートでは、様々な「未知」との向き合い方についてお話がありました。清水川さんご自身のプログラミングとの出会いはゲームを作りたいと思ったところから始まり、その後コミュニティへの関わり、ライフイベントで静岡との縁もあり、お子さんとのDIYによる家のリフォームまで、多岐にわたる経験を通して「未知との出会い」を語っていました。

その中で、清水川さんが学生時代にできなかったゲーム作りが、今ならできるかもしれないと、pyxelというゲームエンジンを使って実現されたデモが、スライド上でそのまま動くという驚きの演出でした。ぜひ皆さんも触ってみてほしいですね。

未知との出会い - PyCon mini Shizuoka 2024 keynote

プログラミングはまさに未知との連続であり、何かを実装しようとすると、次々と課題に直面したり、新たな発見があったりします。それを学ぶ過程は、まさに「未知との出会い」そのものだと。今回のスライド内にあるゲームづくりは様々な学問やテクニックを学ぶ機会になった話もありました。

未知と向き合い続けることで、新しい何かを得たり、作り出したりすることができる。学び続けることの重要性を改めて感じました。プログラミングはその連続性が非常に多い分野なので、ぜひ積極的に挑戦してみましょう、という力強いメッセージが印象的でした。

トークセッション

イベントでは、2トラック構成で合計9本の30分トークセッションが行われました。どれも興味深いテーマばかりで、非常に充実した時間でした。個人的に特に印象に残ったのは以下のセッションでした。

他にも、本当に多様なテーマのトークがあり、最新の知識に触れる機会になりました。

LT(ライトニングトーク)も非常に盛り上がっており、特にコミュニティに関わることで自身がどう変わったかというお話は個人的にも胸熱です。

すべてのトークの資料はこちらで公開されていますので、ぜひご覧ください。

【振替開催】PyCon mini Shizuoka 2024 continue【現地開催】 - 資料一覧 - connpass

トークスピーカーとして登壇

今回のPyCon mini Shizuoka 2024 continueでは、私もトークスピーカーとして登壇させていただきました! 本業であるものづくりと設計における3Dデータの活用についてお話しさせていただきました。

3Dプリンターで手軽に扱えるようになったことで、今後3Dモデリングの分野はますます注目を集めるだろうと感じています。私のトークでは、3Dモデルデータを作成するためのPythonライブラリを紹介しました。

3DモデルはGUIベースのCADを使う話が多いのですが、こういうプログラミングベースで作るときのアプローチや、実はやっていることはあんまり変わらないので、Pythonを使える方なら実は3Dモデリングもできるのではないかと思ったところが始まりです。プログラミング言語で動かす3DCADのライブラリは非常に興味深いもので、今後もWEBサービスで活用を進めていきます。

3Dプリンターをもっと身近に!個性を表現するWEBサービス開発の軌跡 - 株式会社佐野設計事務所

まとめ:技術コミュニティの魅力

イベントの様子も少し。名札もオリジナルデザインでした。

会場は開放的で環境が整っており快適でした。

イベントの締めくくりには懇親会も開催され、こちらも定員いっぱいとなるほど大盛況でした。参加者同士の交流も盛り上がってました。様子については諸事情でビール写真のみです(笑)

今回参加して、改めて技術コミュニティの価値を再認識しました。自身が発信することの意義も改めて感じました。学びの深化やそれに対して貴重なフィードバックやリアクションをいただけるのは嬉しいものですし、更に続けていくことにも繋がります。

PyCon mini Shizuoka 2024 continueへの参加を振り返ってみると、本当に参加できてよかったです。テック系のコミュニティには今後も積極的に参加して行きます!

(集合写真、皆さんいい笑顔で1日を締めくくりました)

イベントの開催をやり遂げたスタッフ皆さんにも拍手もので感謝です。その裏話的なものは、また個人のブログで詳しくレポートしようと思っていますので、そちらもぜひチェックしてみてください!