VRグラスで作るリモートワーク環境を検証してみました

VRデバイスで仕事環境をどのぐらい作れるのか検証している様子をお伝えします

2024年07月12日

VRグラスで作るリモートワーク環境を検証してみました

代表の佐野です。今回はVRデバイスで仕事環境をどのぐらい作れるのか検証している様子をお伝えします。

VR技術で変わる設計業務とリモートワーク環境

近年、VR(バーチャルリアリティ)技術の進化により、業務環境やリモートワーク環境が大きく変わりつつあると思ってます。

新型コロナ感染症が社会的には落ち着いてきている状況ですが、この期間でリモートワーク環境はさまざまな分野で試行錯誤の上に整備が進み、選択肢として当たり前になってきました。

今後も安全なリモートワーク環境を作る事は課題の1つにあるのではと考えています。とくにVRヘッドセットを活用することで従来では難しかった新たな取り組みが可能になってきています。

通常のデスクに座ってPCで作業するような形から空間に仮想的な作業環境を作れるようになってきています。

(とある会議でVRヘッドセットを使って資料を見ながら進行していた様子)

最近はAppleもVRデバイスを発売しましたが、高品質なデバイスのおかげで作業もしやすくなるでしょう。

私自身がこの分野が好きなのもあり、購入してみたデバイスを検証テストなどをしています。Meta Quest2で作業環境を作る様子は個人ブログに書いてみました。

見るための環境を整える

コロナ流行の期間に、VRグラスは最近でも複数のメーカーから発売されていますが、検証始めた当初はXREAL(発売当初はnrealと呼ばれた)と言うVRグラスを使いました。VRHMDのようなかぶる方式ではなくメガネ形式で、VRグラスと呼ばれる製品カテゴリーです。

特徴は、PCをつなぐ事によって外から作業内容が見る事を極力防ぐことができ、なおかつノートパソコンのような重いマシンを持たずに済むのも特徴と思います。

リモートワーク環境を整える

通信環境やデータをどのように扱うかの課題もあります。 通信環境、最近の携帯キャリアの回線も安定していますし、宅内のWi-Fi環境や、外出先のWi-Fi環境も整えることができれば、問題なく使えると思います。

データをどのように共有するか大きな課題になると思います。クラウドサービスによるストレージの共有や、データの暗号化、VPN等を使い通信経路を外から見えないような環境作りも必要と思います。

またデバイスを紛失する可能性もあるのでデバイスに対してのセキュリティーを考慮するべきです。生体認証などを使ったデバイスへのアクセス制御やデバイスのストレージにも暗号化処理は行うべきと考えます。

まとめ

最近ではVRグラスがディスプレイがわりになるPCも登場しています。(ちょっと気になってはいます)

ディスプレイなし。ARグラスと使うPC「Spacetop G1」を触ってきた | ギズモード・ジャパン

まだVRグラス上の解像度の問題はありますが、製品の開発が進むとさらに改善が進むと思います。現状でも使える状況なので今後の進化が楽しみです。

VRグラスで実際にリモート環境をセットアップしている様子は個人ブログの方で書いていますので、そちらもぜひ見てもらえればと思います。

技術が進み取り組みも進んでいる中、私たちも新しい方法の検証や提案もしていきたいと思っています。同じようなことを取り組まれている方と色々意見交換もしたいですね。(お問い合わせや代表のブログコメント、SNSアカウントでぜひフォローしてもらえましたら幸いです)

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